A.山歩き/2.山紀行/・・大楠山から長坂古道home


大楠山から長坂古道





大楠山菜の花広場


大楠山から長坂古道(2014-03-21歩く)
3月も20日が過ぎ、そろそろ桜の季節になってきた。昨年、初めて大楠山の湘南国際村コースを登って、尾根道の山桜の綺麗なのに 感動し、二回も登った。その時、下りは前田川コース、芦名コースをとった。今年も行きたいと思っているが、バリエーションはないものかと、地形図を見てみた。 そうしたところ、衣笠コースの途中から長坂の南葉山霊園に下っている道を発見、まずは桜の咲く前、下見に歩いてみた。Netで調べたところ、 長坂古道と云われていて結構記録があった。

湘南国際村でバスを降り、森の再生事業が行われている広々とした造成地の道を緩やかに下って行く。 まだまだ、茅や木々は冬枯れであるが、アオキは真っ赤な実を付け、葉っぱはつやつやして春の光りを放ち、その上にキブシの房が垂れ下がり、 周りの林では鶯がぎこちなく囀り、早い春の風情を漂わせている。
急階段を登ると尾根に乗る。キブシが垂れ下がり、足元には菫が咲いている。 昨年の山桜咲くころの風景を思い出しながら登ってゆくと、大楠山の展望台のある菜の花広場に着く。菜の花は7,8分咲きで、桜の咲くころ満開になりそうである。 菜の花とツバキの写真を写し、山頂へと階段を登ってゆく。三連休の初日、会社が休みなので山ガールが多い。ここで昼食を取り、この後、衣笠コースを下る。

長い長い急階段を下ると、林道のような広い道路に出る。ここは、衣笠方面へ左に行く。しばらくゴルフ場境界の保護金網フェンス沿いに下ってゆく。 下りきってフェンスと別れると小ピークを越える。このあたりからツバキのトンネルになっていて、落花に飾られた山道を行く。左に塚山・阿部倉コースへの分岐を 見送ると、ますますヤブツバキのトンネルが美しくなる。少し行くとヤブツバキのトンネルも終わり、開放的な道から笹の混じる雑木林の道へ風景は変わる。しばらく行くと 標識の立つ(下の最後の写真)Y分岐となり、案内のない右の笹の多い雑木林の道に入ってゆく。ここが長坂古道入口である。

最初は笹のうるさい道を行くが、そのうち広い常緑樹の道となり、切通しのような掘れたところも多く古道の様相である。 脇道がところどころにあるが、送電線鉄塔の巡視路で判断を迷うようなところはない。山桜が多いところで延々と続く。また、巨木も時々現れいい雰囲気である。

しばらく行くと左下に広大な湿原(?)のようなものが見えてくる。湿原に降りるのかなと期待したが、そのまま山道を行く。やがて、山が迫って来て、 Y分岐となる。左は尾根に登っている。右は尾根沿いに右に谷戸を見ながら行く平坦な道である。右の方が踏み跡も濃く広いので右に行く。 唯一判断の迷うところである。右の谷戸は倒木や藪の多く、左の尾根の斜面はアオキが多い。しばらく行くと尾根は終わり、道は尾根の端を左に廻りこんでゆく。 すると古道の標識が立つ南葉山霊園の裏にでる。

ここからはMAP-1のように、関口牧場に寄り、その後、大楠高校入口交差点にでて、右折し、長坂バス停から逗子駅に戻った。長坂古道は山桜が多く、桜の咲くころは よさそうである。また、樹景もなかなか良く、新緑や紅葉の頃も楽しいと思う。ただし、ほとんど森の中で見晴らしはきかない。


(地図・ガイド)
MAP-1 1/25000地形図ログ


(特記事項)
・長坂古道から左下に見えた湿原(?)のようなところは、横須賀市長坂の沢山池で、1999年の地震で堰堤が崩れ、
 危険なために池の水を抜いた跡のようです。 今は西武鉄道が地権者で、里山モデル地区として、H24年から
 整備しているとのことです。
・関口牧場ではソフトクリームを販売しています。 
・参考山紀行---湘南国際村から大楠山

(コースタイム)
湘南国際村センターバス停10:15---尾根取付き階段10:52---菜の花広場11:30〜41---大楠山山頂11:48〜12:06---古道入口12:34 ---古道標柱(南葉山霊園裏)13:10---関口牧場13:32〜49---長坂バス停14:08



国際村尾根(仮称)のキブシ





菜の花の開花状況





衣笠コースのツバキの落花





山桜の多い古道





古道から左下に見えた湿原(?)





古道の巨木





アオキの実





南葉山霊園裏に立つ古道標識





衣笠コース途中の古道分岐(入口)
左の衣笠城址標識が目印です


Canon PowerShot SX50HS  にて撮影