A.山歩き/3.山紀行/・・梅の木尾根奥の院コース
梅の木尾根奥の院コース


浄発願寺奥の院は1608年天台宗弾誓上人の開山である。昭和13年の山津波に よって流失し、現在の下流の場所に再建された。元のところには現在も石段や石垣、 石碑とかが残っている。
日向薬師の駐車場(P2)に車を置き歩き出す。右手に日向薬師山道と白髪神社を 見送り、しばらく左に日向川の渓流を見ながら行くと三重の塔が見えてくる。 山津波で流失し再建された浄発願寺である。それを過ぎると大友の皇子のお墓入り 口となり、歴史を感じさせる。
やがて石雲寺、マス釣りセンターを過ぎると 日向川にかかる梅ケ尾橋を渡る。そこから道がきつくなる。
登り切ると、いつのまに出来たのかクワハウスが右手に建っている。入浴料大人800円、 小人500円とある。この隣りに駐車場があり、白い浄発願寺奥の院の立て札がある。
その先を右下に下り、橋を渡ると奥の院の入り口である。 入り口にはあずま屋と石塔 が立っている。
小さな沢に沿った石段を登っていく。石段が終わると丸太で補強した 土の階段となる。両側から山の斜面が迫る谷間いの道で圧迫されるような気がする。
しばらく上ると石段が見えてくる。途中まで登ると53段の石段とある。 ここは駆け込み寺で53人の罪人が恩返しために1段ずつ築いた、とある。
石段を上がりきると本堂跡である。室生寺のように五重の塔でも建っていた ような雰囲気である。 左上に登って行くと奥の院の岩屋がある。そこには歴史を 感じさせる岩屋と立派な石碑が並んでいる。
ここで奥の院は終わりである。左上に登る山道があり、道標には日向薬師2.6kmと ある。
左の小さな尾根に取りつき、そこからメインの梅の木尾根から伸びている枝 尾根に向けて斜面をトラバースしながら行き、尾根にたどり着く。 そこから右に尾根を登って行く。結構きつい登りである。
この日向薬師の背後の山は非常に常緑樹が多い。シイノキ、スタジイ、 タブノキ、ウラジロガシ等とのことである。この枝尾根も常緑樹の原生林のようなと ころである。赤松の大木も多い。尾根はだいぶ間引きされて明るくなってはいるが、 背後の大山は、はっきり見えない。ほとんど歩く人が少ないせいか時には鹿が見う けられる。
どんどん高度を上げて いき梅の木尾根の稜線の輪郭が樹間に見えてくると、道は右にトラバースしながら、 梅の木尾根へと向う。途中開けたところがあり、ベンチもある。大山への見晴台あた りの尾根が見渡せる。冬は日溜りでゆっくり休むには良いところである。
少し行くと 梅の木尾根に着く。展望はきかないが広場として切り開かれていてベンチ が2箇所にある。ここも冬の日溜りとなり、休むのには良いところである。
ここから、また常緑樹の中の道を下る。少しの間に登り返すピークを3つ越え ると鞍部となり、左側が開け、見晴広場の尾根が見渡される。
この鞍部から少し登り返すとモミの大木の立っているベンチのあるピークに達する。 日向薬師1.9kmとある。
ここからは下り一方となる。少し下ると左斜めに方向を変えて、杉林 の中を下るようになる。
やがて、距離は短いが常緑樹の急傾斜のロープのある下りとなる。 これを過ぎると平坦になり、弁天の森キャンプ場から上がって来た道と合さる。
そのうち右側は植林帯となり鹿よけのフエンス沿いに行くようになる。 フエンスが終わると右にモミジ広場に通じる道を分ける。しかし、道標には モミジ広場の案内はない。
ここから土の階段をひと下りすると鞍部となり十字路(W)となる。 左から弁天の森キャンプ場からの道が登ってきて、日向薬師に下っている。 前方は日向山で、0.5kmとある。
今回は右の日向薬師の方へ下ることにする。 あとは道なりに行くと日向梅林を経て日向薬師に着く。

(コースタイム)
(P2)--30--奥の院入り口--:10--奥の院本堂跡--:40--梅の木尾根 --:40--十字路(W)--:20--日向薬師--:15--(P2)

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