本社ケ丸 (ほんじゃがまる) --霧の中、幻想のレンゲショウマを愛でながらゆく-- ![]() 本社ケ丸(03-08-13歩く) 本社ケ丸は富士山の見える山で知られている。したがって、空が澄み渡り雪を頂いている富士山の 見える秋から春にかけて登る人が多いのではなかろうか。 8月もなかばになって掲示板 にもレンゲショウマの写真が載るようになって、以前読んだある本の本社ケ丸の記事に レンゲショウマが載っていたことを思いだし、どの程度のものかいってみることにした。 レンゲショウマは蓮華升麻と書くらしい。花がハスに似て葉っぱがサラシナショウマに似てい ることからこの名前になったとのことである。野草の名前のつけ方は意外に単純であるのには いつも驚かされる。ホトケノザ、オオイヌノフグリしかり、おかげで物忘れのひどい私でも おぼえられるのはありがたいことではあるが・・・。 |
![]() ![]() 本社ケ丸に登るには笹子からと三つ峠御坂登山口からの二つのルートがある。 今回は、レンゲショウマを写す時間を十分取ろうと、楽な後者を選んで歩いた。 当日の予想天気図は大陸の高気圧が勢力拡大してきて日本列島を覆う天気図である。 したがって、雨が上がると信じて出かけることにしたが、朝、家を出るときは雨であった。 そのためか、お盆の真っ只中であるのにもかかわらず東名は比較的空いていてすんなり三つ峠 御坂登山口の駐車場についた。 山などに登るような人は一人もいない。相変わらずの雨でレンウエアーを着 て完全武装で清八林道を大幡八丁峠の方に向けて出発する。 林道の両側は白いノリウツギの花が花盛りである。また、タマアジサイのブルーが雨に濡れてしっとりとして きれいである。林道脇の野の花などを眺めながらのんびりと登ってゆく。 幸いにも、途中から大粒の雨が止んで霧雨程度になった。 林道の終点の大幡八丁峠には45分くらいで着いた。ここは三つ峠に登ったとき周回して 何回も通った峠で、なじみのあるところである。 ここから初めての樹林帯の道を左に登ってゆく。霧に煙る森の林床を見渡しながら登ってゆくと 可憐なレンゲショウマが風に揺れている。驚きと同時に安堵のため息が出る。こんなにすぐレンゲショウ マと出会えるとは思ってもいなかった。写真を写すのもいとおしい思いで、写真は帰りに写すことにして、 次ぎから次ぎに現れる幻想的なレンゲショウマを愛でながら登ってゆく。 25分も登ると開けてきて上 を見上げるとアンテナ塔が立っている。こじんまりした明るい草地の空間にはオヤマボクチとかトモエシオ ガマなどの花が咲いている。ここからは稜線歩きである。また、樹林帯の道となり、間もなく開けて少し登 るとヒヨッコリ清八山に辿りつく。 < 大幡八丁峠〜清八山 間の花風景 > ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 清八山から樹林の道を急降下すると鞍部となり、清八峠となる。 ここには笹子からの道が登ってきている。帰りにこの笹子の道を少し覗いてみたが、緩やかな斜面には 大木が茂り、林床が明るく、白いヤマアジサイが群生し、レンゲショウマも所々にみられる雰囲気のよ いところであった。今年の冷夏を象徴するかのようにモミジの紅葉も早くもほんの少しであるが見られた。 < 清八峠の花風景 > ![]() ![]() ![]() ![]() ヤマアジサイ ![]() 清八峠から本社ケ丸までは3ヶ所ほど岩場のピーク越えのある尾根道である。 ピーク付近にはかわいらしい花を付けたホツツジが多い。 岩場は山道の正面に立ち塞がり手応えがありそうな感じがしたが足場はしっかりしており難なく 越え降りられた。ピーク間は豊な樹林帯でブナも多くなり、大きなキノコが生えたりしている。 大収穫と思ったが、実は猛毒のツキヨタケであったが・・・。鞍部の林床ではトモエシオガマ が群生したり、可憐なレンゲショウマが幻想的に美しく揺れていた。 < 清八峠〜本社ケ丸 間の花風景 > ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ホツツジ ![]() キハギ ![]() ![]() ![]() トモエシオガマ
![]() クガイソウ ![]() シャクジヨウソウ ![]() 帰り寄った河口湖大石公園のひまわり |