A.山歩き/2.山紀行/・・寄ロウバイ園から土佐原自然遊歩道home


寄・ロウバイ園から土佐原自然遊歩道




ロウバイ園上部から園地を望む


寄・ロウバイ園から土佐原自然遊歩道(2013-02-08歩く)
松田町にロウバイ園のあることを新聞で知り、ついでに歩くところがないかと調べてみたところ、シダンゴ山、東丹沢県民の森のくぬぎ山、 土佐原自然遊歩道、などがあることが分かった。前者の山は何回となく歩いた山であるが、土佐原自然遊歩道は初めて聞くコースであったので、 今回ロウバイ園と合わせて歩いてみた。

寄自然休養村管理センター向かいの無料駐車場に車を置く。ロウバイ祭りの期間中であり、要所要所にロウバイまつりの標識が掲げられているので、それに従って行く。 集落を少し登ってゆくと、 民家が途切れ、ロウバイがところどころで咲いている茶畑や野菜畑の農道を登ってゆく。登るにしたがって、後のシダンゴ山、 左手奥の鍋割山の西尾根などが競り上がってくる。今日は寒気が襲来していて、時々山は雪がふっているのであろうか霞み、周りにもチラチラと 雪が舞い落ちてくる。やがて左にカーブすると、ロウバイ園入口となる。

トイレ、食堂、農産物直売所があり、入場料は無料である。 平成18年に植えられ、2m位の木立となっている。適当な間隔で斜面に植えられ、自然な感じてなかなか風情がある。ロウバイ香る斜面を大きく二回ほどUターン して写真を写しながら登って行く。遊歩道終点手前には農道に出る出口も設けられている。終点付近からは眼下にロウバイ園の先に寄の 宇津茂集落が見渡せられ、なかなかの眺めである。

入口に戻って鍋割山、土佐原のしだれ桜の標識に従って左に農道を登ってゆく。左の畑にも若木のロウバイがたくさん植えられていて、 もう4,5年も経つと、今の倍くらいのロウバイ園になりそうである。農道は左にカーブしてトラバース気味に行くと、ロウバイ園遊歩道終点手前の出口からの道が合わさる。 ここから農道は右に急坂を登ってゆく。風景が変わり、桜・しだれ桜の道となる。道の周りの斜面には宝くじ資金で植えられたしだれ桜が点在し、まだ木は小さいが桜の頃は 桃源郷となるのではないかと思われる。やがて上りきると、土佐原自然遊歩道の看板が立ち、遊歩道が左上に分岐している。

看板を見ると、土佐原自然遊歩道は上の尾根にあがり東に向かい、この農道の先に降りる726mの遊歩道のようである。そして、途中、展望台が二か所ある。 ここを起点に丁度周回できるので、左に簡易舗装の道を登ってゆく。左斜面には茶畑が広がり、はるか下に宇津茂集落が見渡せられる。 少し上ると、道は途切れ、山道が茶畑の脇を登ってゆく。そして尾根に上がったところに東屋があり、展望台となっている。 しばらく左側が自然林の鹿除け金網フェンス脇の山道を行く。やがて開けて緩やかに下りだしY分岐に至る。東屋が立ち展望台となっており、 左は鍋割山、右は土佐原集落方面である。

ここから右下に扇状に広がる桜の植えられた斜面を見ながら下る。今は冬枯れ風景で、殺風景であるが桜の咲くころは 桃源郷となるのではなかろうかと思う。やがて、農道に降り立ち、右に、先ほどの桜の植えられた扇状の斜面を右上に見ながら戻る。 その中間あたりに新しい佐野原休憩施設が立ち、ロウバイとしだれ桜の成長に伴い遊歩道施設も整備されつつあるようである。 そして、少し行くと、左下に民家が見えてきて、その庭に銘木「佐野原しだれ桜」が立っている。さらに行くと、先ほどの土佐原自然遊歩道入口に着き、 遊歩道周回の散策はおしまいとなる。この後、ロウバイ園に戻ってロウバイ香る中で昼食を取ってロウバイ散策を終えた。


(地図・ガイド)
・山と高原地図「丹沢」
土佐原自然遊歩道マップ(看板)

(特記事項)
・今年の寄ロウバイまつりは1/19〜2/28です。
・土佐原しだれ桜の見ごろは年によっても多少違うと思いますが、4/5〜15頃のようです。

(コースタイム)
寄自然休養村管理センター(P)10;10---ロウバイ園10;22〜11;00---土佐原自然遊歩道入口11;14--- 二っ目の展望台(鍋割山分岐)11;29--土佐原自然遊歩道出口11;42---土佐原しだれ桜入口11;48---ロウバイ園食堂12;00〜16---寄自然休養村管理センター(P)12;27



ロウバイ園にて





ロウバイ園にて





ロウバイ園にて





ロウバイ園にて





土佐原自然遊歩道展望台から宇津茂集落方面





土佐原自然遊歩道展望台から土佐原集落方面


Canon EOS 60D / TAMRON 18〜270mm VC にて撮影