4月に腰痛になって、しばらく山も写真もお休みしていた。3ケ月ほどしてようやく峠も越して、車の運転には支障なくなった
ので歩きなしのドライブ撮影に行くことにした。昨年、夏と秋に3回ほど行った桟敷山林道に行ってみることにする。湯の丸のレンゲツツジ
は見ごろであるとの情報、桟敷山林道でもレンゲツツジが見られるかもしれないという期待を込めて行ってみた。 軽井沢ICで降りて 、鬼押し出し径由つまごいパノラマ南ライン、桟敷山林道、湯の丸高峰林道、車坂峠、佐久、清里サンメドウズ、長坂ICと廻った。 軽井沢の白糸の滝付近の道は新緑が深緑となり、ヤマツツジも終わり、 あまりこの時期は写欲をそそるようなものはない。やはりこのあたりは紅葉の頃がいい。つまごいパノラマ南ラインでは遠くに浅間山や四阿山が望めるはずであったが 生憎ガスってキヤベツ畑の畝のうねりを写しただけである。 期待の桟敷山林道はやはりいい。レンゲツツジは湯の丸のように大きな群生はないが、潅木の生える笹の原に ところどころに点在し、彩りを添えている。適当にガスが流れてきてさらに雰囲気を醸し出してくれた。湯の丸はレンゲツツジが満開であった。 あまりにも一面真っ赤すぎて風情がない。車坂峠付近はイワカガミが咲いていた。 帰りは佐久を径由して清里へ行く。いつも清泉寮に寄っていたが、今日は清里でまだ14:00、サンメドウズスキー場のお花畑を見に行く。 フラワーリフト1200円奮発してリフトに乗る。このゲレンデの目玉のユリは、黄色いキンポウゲの花の原に点在しているが、まだつぼみも出ていない。見ごろは7/末から8/中旬のようである。 終点で降りると遊歩道にレンゲツツジとセンダイハギの群生地への道標が立っている。遠目に見えるレンゲツツジは湯の丸に比べると貧弱である。パスして センダイハギの方に森へ入ってゆく。森を抜けると大きく開け、黄色いセンダイハギの絨毯が広がっている。紫のヒオウギアヤメもその中に点在し、そのコントラストが実にすばらしかった。 |