A.山歩き/2.山紀行/・・志賀高原


志賀高原自然探勝コースを歩く

木戸池にて


蓮池バスターミナル〜下の小池〜長池〜三角池〜田の原湿原〜木戸池 ('06-10-27歩く)
前日は飯山市の信越トレイルの1ピーク、仏ケ峰に登り、夕べは熊の湯のホテルに泊まった。 今日は帰る日であるので、午前中に歩き終えられ、しかも写真の被写体になるようなコースとして池の多い「自然探勝コース」を歩いてみた。 昨日熊の湯に来る時観察したが、ほゞ紅葉はおしまいで、カラマツの黄葉が残っている程度であった。 写真を写すなら池への映り込みくらいしかないかな、と思ってのコース選びである。

今回のコースは一方向コースであるので、何らかの手段で車のおいたところに戻ってこなければならない。 これが車での山歩きや散策の悩ましいところである。志賀高原観光協会・旅館組合編集の「志賀高原」パンフレットには各種散策コースの他に バス時刻表も載っていたので、バスを利用することにする。木戸池の駐車場に車を置いて、木戸池7:59発の蓮池行きのバスに乗る。 紅葉もほゞ終わったこの時期、バスに乗る人はひとりもいない。連れとの貸し切りバスである。
バスは蓮池に近くなって奥志賀の方に行って Uターンしてトンネルをくぐって蓮池バスターミナルに着いた。平面から三次元立体空間を移動したようで、どこがどこだか さっぱり分からない。我々を降ろした運転手、暇そうに降りてきた。遊歩道に行くにはどういったらいいか、と聞いた所、バスターミナルの 一角にある志賀ロイヤルホテルの前を下っていくと、遊歩道があって猪谷記念館があるという。
遊歩道があるなら、そこからどこかへ つながっているはずと考え、まずは行ってみることにする。下ってゆくと左手に小さな可愛い絵に出てくるような建物が見える。 行って見ると猪谷記念館であった。その先にゲレンデがあり、踏み跡がゲレンデを左に登っている。上がってゆくとTの字の遊歩道に突き当たり、案内板と道標が立っている。 まさしく、そこは「自然探勝コース」の蓮池から下の池への途中であった。左すぐ下には広い道路と蓮池スキー場であろうか、リフトの乗場が見える。 蓮池のスタート地点に戻ろうとも思ったが、池も見えない。このまま下の池の方、すなわち先に進むことにする。
後は道なりに道標に従って行く。 歩く前は車道沿いの遊歩道と感じていたが、うまく作られていて、車道の観光客の雑踏や車の騒音も気にならないいいコースである。迷うところもないので、以下説明は割愛し、下に 順路に従って写真を掲載する。


(地図)
* 「志賀高原」パンフレット--志賀高原観光協会・旅館組合編集
* 昭文社 山と高原地図 「志賀高原」

(コースタイム)
木戸池バス停(P)7:59==(バス)==蓮池バスターミナル8:08〜13--猪谷記念館8:16--ゲレンデ上の遊歩道案内板と道標8:21--蓮池スキー場第二高速ペアリフト乗場8:43-- 下の池8:46--信州大学自然教育園9:01〜12--長池9:15〜22--上の小池9:39--三角池9:56--田の原湿原入口案内板10:24--木戸池案内板10:52






猪谷記念館






下の池






残秋 下の池の先の湿原にて






信州大学自然教育園入口にて






到着直後の長池 鏡のようであった






しばらくして小雨が降ってきた






長池畔を行く






上の池から溶岩の道を行く






三角池






田の原湿原への道






田の原湿原入口より笠ケ岳






田の原湿原1






田の原湿原2






田の原湿原3






木戸池1






木戸池2






木戸池3






[CANON EOS Kiss DN /SIGMA 17-70mm DC MACRO にて撮影]