A.山歩き/2.山紀行/・・港南台から鎌倉天園


港南台から鎌倉天園へ




荏柄天神にて

港南台〜瀬上市民の森〜横浜自然観察の森〜天園休憩所〜瑞泉寺('09-01-17 歩く)
以前、港南台に住んでいて円海山辺りはどのような風景か知っていたので、円海山周辺はあまり歩くコースとして関心がなかった。最近、三浦アルプスを歩くのに近場のコース を調べているうちに「港南台から鎌倉の道はすばらしい」という記事を目にして、あの頃(25年前)からどう変わったか歩いて見ることにした。

横浜市の環境創造局が編集した下に添付の「円海山周辺マップ」で歩いてみた。どちらから歩くか迷うところであるが、 帰り、時間の許すかぎり鎌倉のお寺の花などを見て廻り写したいと思って、港南台から歩いた。港南台駅から上郷高校まではコンクリート道の坂である。 今はいいが、照り返しがきつくなる初夏以降はバスを利用したほうがいいかもしれない。 上郷高校の裏に回りこんで谷戸の瀬上市民の森へ行く。
少し行くと車止めがあり遊歩道を行くようになる。ホタルの生息地を過ぎると やがて瀬上ノ池である。最近の冷え込みで日陰の水面は凍り、凛としたたたずまいをみせている。池の端から尾根へ林床にアオキなどの繁る雑木林を登る。 本コース唯一の急登であるが、5,6分も登るとあっけなく尾根に出る。予想もしなかった広い尾根道が長々と続く。しかも、アップダウンは ほとんどない。要所要所には道標があって先だっての不案内な三浦アルプスと比較すると雲泥の差である。
人が多い。のんびり歩いていると次から次へと追い越される。 そんなに急いでどこへ行く、といいたいくらい皆さんは早足である。この尾根道は街から近いので近所の人の朝夕の健康づくりの散歩コースとしても利用されているようである。 三浦アルプスに比べて明るく、アップダウンはなく、尾根道からは町並みが近かく、いつでもエスケープできる。散歩するには安全でいい環境である。
歩道の周りはサクラが混じる豊かな照葉樹の森である。サクラの咲く頃は良さそうである。時々、開けて、町並みの向こうに 富士山も見える。梅沢休憩所のすぐ先には「板根」の珍しいエノキの大木があったし、大丸山付近には「カシの森特別保護区」もあった。 横浜市の真ん中に良くぞこのような緑が残っていたものだと感心しながら歩く。
尾根に上がってから一時間くらいして横浜市と鎌倉市の境の市境広場に着く。 そこから鎌倉の天園に向かうが、それまでと同じ様な尾根道が続く。良くつながっているものだと感心させられる。 切通しを過ぎると右側すぐ下まで墓地が迫ってきている細い尾根道を行く。そして久しぶりに登りに差しかかる。登りきるとやがて竹林が見えてきて天園休憩所となる。
ここからは天園ハイキングコースを瑞泉寺の方に下る。すぐ瑞泉寺と思ったら、クスノキの大木の立つところや、貝吹き地蔵などを経て 45分ほど下るとやっと瑞泉寺に着いた。拝観料200円を払って入ってみる。水仙が咲いている程度で花は見るべきものがないが、静かなたたずまいに心も休まる。その後、鎌倉宮、柄柄天神社、 鎌倉八幡宮、と廻った。思いがけず柄柄天神社では写真のように紅梅が咲き、もう、そこは春であった。

( マップ )
・横浜市環境創造局編集 「円海山周辺マップ」

(コースタイム)
JR港南台8:30--上郷高校8:54--瀬上ノ池9:16--尾根登り口9:26--尾根9:33--馬頭の丘休憩所9:40--板根のエノキの大木9:50 --大沢山入口10:14--関谷奥見晴台10:26--市境広場10:39--天園休憩所11:01--瑞泉寺11:45--鎌倉宮--柄柄天神社--鎌倉八幡宮--JR鎌倉



瀬上ノ池の写り込み




尾根道




エノキの板根




天園休憩所付近の竹林




照葉樹の紅一点




瑞泉寺の少しだけ咲いていた紅梅


LUMIX DMC-LX3 にて撮影

( END )