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-- '04 ふるさと初秋 --
秋田の実家に用事があってでかけた。用事もひと段落したので、近くの田沢湖の写真でも写そうと14:00頃車で家をでた。 最近、水芭蕉で幾分有名なった刺巻湿原に差し掛かったので、今頃どういう表情をしているだろうか、と思い覗いてみたところ、 林立した木々に 絡まったツタウルシが色づいて逆光に輝いていた。今年はじめて見る紅葉のせいもあって、それはハッとするくらい美しい ものであった。 早速、誰もいない静寂の湿原を夢中になって写してまわった。日差しが傾いてきて木立の影が長く伸び、逆光に輝く湿原はさらに 美しさを増してきた。とうとう夢中になって写しているうちに日が暮れてきて田沢湖には行きそびれてしまった。しかし、それは悔いのない 至福の時間であった。(写真 NO1〜NO25 '04-09-28カメデアE-20にて撮影)

10/1の早朝に秋田の実家を発ち、岩手県の北上まで一般道を通り、 それから東北道を通って戻ってきた。この日は珍しく 朝霧の濃い日であった。霧にかすみ黄金色の朝日に染まった幻想的な風景を、車を止めては写し写ししながら帰ってきた。 用事でふるさとに帰ったが、ふるさとの美再発見の旅でもあった。(写真 NO26〜NO33 '04-10-01カメデアE-20にて撮影)

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