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乙津花の里を歩く



乙津花の里(龍珠院)

あきる野市 乙津花の里を歩く(2022-04-12)
定年後、定期的に故郷の首都圏在住の同級生2人とハイキング兼懇親会を行ってきている。このところコロナでだいぶ疎遠になっていたが、ようやく まん延防止も解除なって、お花見ハイキングを乙津花の里(秋川渓谷)で行うことを計画した。いつ行うか、今はスマホアプリの時代、 ウエザーニュースの「雨雲レーダーZOOM」の桜モードを利用して日にちを設定した。日にち設定時は、満開領域のど真ん中であったが このところの陽気でどんどん桜吹雪の領域に近づき、当日は下に添付のように満開と桜吹雪のボーダーライン上の桜状況下でのハイキングとなった。

行きはバス時刻まで時間があったので、武蔵五日市駅からハイキングスタート地点の十里木バス停までタクシーを利用した。歩いたハイキングルートは下に添付のルートマップの点線の通りである。 まずは、反時計回りに、花の名所と云われている徳雲院に向かう。途中の落合橋からは、山里の斜面の花桃、枝垂れ桜、ミツバツツジなどが、遠くの山斜面には、もう散った 葉桜の山桜やまだ残っている山桜の点在などが見渡たせた。また、行く途中の道端や民家の庭には芝桜やピンクのシャクナゲ、枝垂れ桜等が彩を添えていた。
徳雲院では花盛りを期待したが、参道のソメイヨシノはほ とんど散って葉桜に近い。状況はアプリより進んでいる 感じで、乙津花の里もどうなのか少し心配になる。やがて、新橋で広い車道と別れ左折して山里の道を緩やかに登ってゆく。 右斜面には山桜や萌黄の新緑が点在し、山笑う素晴らしい光景が見られる。しばらく行くと、道は右にカーブしながら、このハイキングコースで一番の急登を行く。
そこは花の里の入口かと思わせるかのように、山桜やシャクナゲ、満開のミツバツツジなどで華やいでいる。曲がりきると 傾斜はますますきつくなり、切通の道を登ってゆく。周りにはヤマブキの花が垂れ下がり、石垣の境目にはスミレが健気に咲いている。やがてピークに達し、 乙津配水場を右手にみて下ってゆく。
杉林の道を下ると、やがて道は石垣に囲まれ、乙津花の里の中心である龍珠院に至る。 今までほとんど人と出会わなかったが、大勢の観光客やカメラマンでにぎわっている。石垣には芝桜、その上には菜の花と大きく垂れ下がる複数本の枝垂れ桜、 ミツバツツジ等々、今が盛りの、まさに春爛漫の華やかな花の里であった。ここで、木蔭の下で休憩を兼ねて昼食をとり、その後写真撮影を行う。
桜散る中を瀬音の湯方面道標に従って緩やかに下っていく。眼下にも民家の間に桜やミツバツツジが点在して、花の里は龍珠院あたりだけかと思っていたが、結構広いようである。 国道に沿って、山間の裏道を行き、低い峠を越えると瀬音の湯に到着した。中にはお土産店もあるようだが、パスして石舟橋に向かう。この辺りは秋川渓谷になっているが、 ここまで激流の渓谷らしきところがなく、この石船橋からの風景を楽しみにしていた。ようやく石船橋で、眼下に桜咲く渓流や岩に砕ける激流風景に出会って写真を写し、最後を締めることができた。


(コースタイム)---約11000歩
・十里木バス停11:03→徳雲院11:22→新橋11:33→乙津浄水所(切通)11:58→乙津花の里(龍珠院)(昼食・撮影)12:06〜13:00---瀬音の湯13:21 →石舟橋13:30→十里木バス停13:40

(地図)
ハイキング ルートマップ---クリックすると表示します







桜情報アプリ





徳雲院への途中





徳雲院への途中





新橋付近にて





新橋先にて





龍珠院





龍珠院下





石舟橋


OM-D E-M5U / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150 F4-5.6 U にて撮影