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大平台あじさいの小径から浅間山





あじさいの小径


箱根・大平台あじさいの小径〜浅間山〜千条の滝〜小涌谷駅(2014-07-06歩く)
里の紫陽花も見ごろを過ぎ、いよいよ箱根路が見ごろになってきた。テレビを見ていたところ、大平台にあじさいの小径というのがあることを知り、Netで調べ、どういうところか 歩いてみることにした。ついでに大平台から浅間山に登って浅間山の紫陽花と千条の滝を見て小涌谷駅に下った。

大平台の駅をでて、県道の方に向かうと、すぐ左手に金網フェンス沿いに入ってゆく道があり、入口に「あじさいの小径」 の低い標識があった。あまりきれいな道でなく、こんなところが、と進んでゆくと、見違えるようなあじさいの小径となった。 踏切もあり、線路の反対側に行け、電車と紫陽花を写せる絶好のポイントとなっている。2,3人カメラマンがいた。電車が来たら写すが待ってまでのマニアでないので、小径に戻り、先に行く。 短いがいい道である。道なりにゆくと車道に出て右折する。やがて左手に上がってゆく道があり、ここの入口にも「あじさいの小径」の標識があった。

ここからは要所要所に標識 があり、それに従ってゆくと、民家の脇を登って、紫陽花の広場にでる。珍しいピンクのかしわばあじさいが咲いている。少し進むと、 アジサイの陰を電車が走ってゆくのが見え、先は踏切であった。右にはトンネルが見え、ここも紫陽花と電車の撮影ポイントになっていて カメラマンがいた。すぐ右上に上がることもできるが、左側の線路沿いの紫陽花を愛でながら緩やかに下ってゆく。やがて紫陽花は 切れて、右に急坂を車道まで登る。登りきると、浅間山ハイキングコースの入口まであとは下るだけであるが結構長い。

ようやく先に鳥居のある浅間山ハイキングコースの山道に入る。ここは初めて歩く道である。 最初に歩く道は、どういう出合があるか楽しみである。最初はそう思って樹林帯の道を登ってゆく。しかし、鬱蒼とした雑木林の見晴らしの効かない登り一方の道で、だんだん、期待もしぼんでくる。 この山道は仙元神社の参道にもなっていて、等間隔に合目の標識が立っており、それに励まされて、ようやく地図のコースタイム より大幅に遅れて仙元神社に着いた。このあたりから頭上を覆う高木が立ち、しかも平坦となって気持ちよく歩ける。やがて、通いなれた防火帯のような湯坂路に 合流する。

ここは2013-6-29に「千条の滝から湯坂路」というコースで箱根湯本まで下っている。大体同じ時期で、山道周りの草地にはアザミ、オカトラノオ、ウツボグサが咲いている。 やがて、人の声が聞こえてきて紫陽花咲く浅間山に着く。今日は日曜日、それに紫陽花の時期、随分人が多い。丁度昼、紫陽花を見ながら 昼食をとり、この後、まっすぐ鷹巣山の方にゆき、小涌谷分岐から千条の滝、小涌谷駅と下った。浅間山と小涌谷分岐の間は、植えたものであるが紫陽花が多く、見ごろで、 また、山なので昼夜の温度差が大きいせいであろうか色合いが濃く、しっとり新鮮で素晴らしかった。

(地図・ガイド)
map--あじさいの小径--
・昭文社 山と高原地図 「箱 根」


(特記事項)
・浅間山から千条の滝、小涌谷へのコースもありますが、ここはまっすぐ鷹巣山の方に行って小涌谷
 分岐から千条の滝に下った方がいいです。 紫陽花、樹木がきれいで、途中見晴らしもいいです。
・浅間山〜大平台は見るべきものなく下りコースの利用がいいと思います。

(コースタイム)
大平台駅9:30---トンネルの見える踏切9:44---浅間山ハイキングコース入口10:00---仙元神社11:34--- 浅間山12:00〜13---小涌谷分岐12:38---千条の滝13:17〜34---小涌谷駅13:48





あじさいの小径、大平台駅すぐの踏切にて





湯坂路の紫陽花





湯坂路の紫陽花





千条の滝


Canon PowerShot G1X MarkU にて撮影