A.山歩き/2.山紀行/・・飯豊・温身平


飯豊・温身平を歩く
( ぬくみだいら 森林セラピー基地 )


飯豊連峰展望所にて

温身平を歩く ('09-07-06)
秋田の実家に帰省した帰り、気になっていた温身平に寄ってみた。温身平は風景写真の撮影地として近年スポットを浴びている山形県小国町にあり、また、最近、 話題になっている森林セラピー基地の一つでもある。山形県の赤湯から米坂線沿いの国道113号線を新潟方面に行く。飯豊町、小国町へと進んで行く。
風景写真の小国町は、山里の集落でいたるところに被写体があるのかと思ったところ、結構大きな町で中心街を外れないと写すようなところはないように思えた。 県境近くなると右側の川がダムとなり、ループ橋のようなところを渡って113号線から飯豊温泉の方に向う。終点まで舗装されたいい道である。飯豊山荘に近づくに従って山が迫ってきて、周りはブナ林となり、何という 滝であろうか、滝も見える。飯豊山荘を見送って奥に進むと、間もなく林道はゲートで行き止まりとなり、ゲートの前が駐車場となっていた。 113号線からここまで約30分である。
そこには温身平の遊歩道の案内板があり、温身平セラピー基地の起点となっている。今日中に神奈川の自宅に帰るので、約1時間くらい歩くことにして、下に掲載のパンフレットの 「けもの歩道」→「メインロード」というコースを歩いた。遠くに見える飯豊の山はさすがに残雪が多かったが、この温身平付近の沢筋や遊歩道の池には残雪はなく、新緑も過ぎていた。 そのため、余り彩りの変化がなく少し期待はずれであったが、包み込まれるようなブナ林はすばらしかった。やはり、魅力的なのは秋の紅葉の頃と残雪のある新緑の頃と思う。以下、写真を見ていただきたい。

( マップ・ガイド )
・無明社 「森林浴の森」 とうほくガイド
温身平 遊歩道案内図

( 特記事項 )
関越につながっている日本海東北自動車道は「中条IC」まで開通していました。

(コースタイム)
林道ゲート(P)10:55--けもの歩道入口11:05--カモシカ沢展望所11:15--清流展望台11:23--観音平のミズナラ 11:25--マタギ屋敷11:41--温身池11:43--飯豊連峰展望11:48--林道ゲート(P)12:15



飯豊山荘の手前のブナ林と滝




林道ゲート付近の渓流




森林セラピーの案内




林道脇のブナ




けもの歩道(左)へと入る




ブナの根っ子




カモシカ沢を望むあたり




けもの歩道を行く




観音平のミズナラの巨木




メインロードの巨木




メインロード






Canon EOSkissDX / SIGMA DC 18-125 OS HSM にて撮影

( END )