富士山麓・野尻草原
野尻草原傍の樹海にて
富士山麓・野尻草原(2012-08-28歩く)
8月に入って孫が来て、約1ヶ月も山歩きせずに家に篭ってしまった。ようやく解放され、足慣らしに軽いハイキングを計画する。
ずっと気になっていた富士山樹海の傍にあるという野尻草原、もしかしたら秋の草花が一杯みられるのではないかと思い行ってみた。
河口湖の方から国道139号線を行って、道の駅「なるさわ」の手前の天神山入口交差点を左折して「ふじてんリゾート」を目指す。
ふじてんリゾート入口の手前で右の1.5車線位の舗装された鳴沢林道に入ってゆく。少し行くと、精進口登山道が横断する天神峠に至る。
ゆっくり気を付けてゆかないと見過ごしてしまいそうなところである。今回のハイキングはこの天神峠に精進口登山道を通って戻ってくるので、
車を止めて精進口登山道を確認した。 更に行くと十字路となる。正面はゲートで閉鎖され、左は軽水林道で解放されている。
右は軽水林道であるがゲートがあり、閉鎖されている。
ここには、ズミの大木があり、天然記念物になっている。ズミはあちこちで見てきたが、こんな巨木は初めてである。花の時期、どんなだろうと思う。
十字路(P)→軽水林道→野尻草原→軽水林道→精進口登山道→天神峠→鳴沢林道→十字路(P)と周回し、
十字路の西側にある寄生火山の片蓋山にも、もしも、登れるテープや踏み跡があるならば登ってみようと計画してきた。
十字路の駐車スペースに車を置いて、片蓋山の登り口を探しながら、ゲートのある右の軽水林道をゆく。残念ながら大分探したが登り口は見当たらない。林道から
片蓋山が見えるなら、強引な登高もありうるが、周囲はモミの木の林で、片蓋山がどこにあるのかわからない。今回は断念して軽水林道を下ってゆく。
林道の周りはしばらくモミの木の林が続く。やがて、時々、草地が出てきて、道端には萩の花が咲いていたりする。だんだんとススキと疎林の野が広がりる
ようになり、左には片蓋山が見えだす。ススキの薄い草地に何か花は咲いていないか入ってみた。わずかであるがフウロウ、コウリンカ、ツリガネニンジン、カワラナデシコ
が咲いていた。 林道は右にカーブしながら下っている。野尻草原とはどこだろうかと思いながら下ると、左に林道地図の看板が立つところに至る。
周囲が低い山に囲まれ、そして奥に林道が伸びて行っている。富士山麓というと、樹海と樹林帯であまり見晴らしが効かないか、開けたところでは
広々としたなだらかな富士山の裾野の草原という感じのところが多い。しかし、ここは違っている。低い山すなわち寄生火山が野尻草原を囲むように幾つも点在する珍しい風景が広がる。
こんなに、寄生火山があったかと驚くばかりである。 看板のところから北西方向に伸びている林道の先が野尻草原の核心部のようであるので、入って行ってみた。
林道周りの地面は火山灰の細かい砂礫でグランドのような広場で、ところどころにススキの株が点在している。その外周はススキと疎林の草原がひろがり、その向こうに片蓋山などの寄生火山が見える。
花は残念ながら秋の花は少なく、コウリンカの群生とクルマユリやホタルブクロが何輪か見られる程度であった。
軽水林道に戻って、両側に柵のある牧場の道のような林道を北東に向かう。5分位行くと樹海に入ってゆく。固まった時から時間が止まった溶岩があちらこちらにあり、
その上に根を張った大木や苔が長い長い年月の経過を教えてくれる。針葉樹が多いが所々広葉樹のトンネルもある林道を進んで行く。
また、溶岩の塊が多くなると、精進口登山道に合流する。 ここは右に精進口登山道の樹海の道を登ってゆく。
やがて、樹海からモミの林に変わりしばらく行くと、今朝ほど確認した天神峠に至る。ここから鳴沢林道の車道を黙々と十字路へ戻って行く。
車で通って何も見るべきものないことわかっているので退屈である。 本コースは花目的だとがっかりする。むしろ、大きく開けて寄生火山
が見られ、更に樹海も通るので、富士山の成り立ちの自然観察コース、と思って歩くと良いようである。
(地図・ガイド)
・山と高原地図「富士山」 ・Map(野尻草原ルートログ、カシミール3Dにて作成)
(特記事項)
帰りに「ふじてんリゾート」に寄ってみました。今年はユリの球根が猪の食害に遭って、ゆり園は開園しませんで、入園無料でした。
花の庭では、ひまわり、百日草、マリーゴールドが満開でした。
(コースタイム)
十字路(P)9;20---林道地図看板(草原散策)9;40〜10;10---精進口登山道10;45---天神峠11;14---十字路(P)11;45
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ズミの大木 | |
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萩 | |
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野尻草原、こんな感じ | |
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花の状況 | |
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精進口登山道との合流地点の樹海 | |
Canon EOS 60D / TAMRON 18〜270mm VC にて撮影
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