A.山歩き/2.山紀行/・・奈良倉山・鶴寝山


奈良倉山松姫峠鶴寝山
( 1348.95m / 1368m )

鶴寝山のブナの巨樹


松姫峠を基点に奈良倉山・鶴寝山を歩く ('07-11-07)
同級生3人での恒例のハイキングである。 最初に歩いた山は、やはり松姫峠からの大マトイ山であった。お互い定年になって暇ができた。季節のよいときハイキングでもしようかと始めてもう5年になる。 松姫峠付近も変わったものである。峠には駐車場ができて、立派なトイレも建っている。葛野川揚水発電用ダムも完成し、満々と水を湛えている。
今回はまだ歩いていない秀麗富岳12景の奈良倉山に行くことで計画した。 天気予報では穏やかに晴れるということであったが、葛野川ダムの上あたりからガスりだし、松姫峠は霧の中である。 松姫峠から奈良倉山までほとんど霧の中であった。山頂に上って45分ほど早い昼食を取ったりして時間稼ぎをしたが、とうとう富士山は 顔を出さなかった。しかし、霧に煙る・・・、落ち葉の山道、山道のトンネルのような木立ち、カラマツや雑木林のシルエット、 しっとりした紅葉、巨木などなど、霧がなかなかすばらしい演出をしてくれた。

松姫峠に12:30頃戻った。いつも車を出してくれる 友人の住んでいる八王子で反省会をやるにしても、まだ早い。ついでに鶴寝山往復をしてみることにした。
大マトイ山へ の道は、以前、鶴寝山を迂回していたが、2,3年前、巨樹のみちということで鶴寝山を通るコースができたと聞いている。鶴寝山迂回の分岐点に着くと、 小菅村で作ったのだろうか、立派な白木の道標が立っている。以前の道は 二輪草コースとなっていた。
ややきつい真っすぐの山道を登ると、やがてやはり白木の標識とベンチのある鶴寝山についた。
南側が切り開かれており、 展望がきくが生憎の霧。松姫峠でも晴れていると富士山が見えるので、もしかして晴れていたら富士山が見えるかもしれない、残念。
その先が 巨樹のみちとあるので巨樹を見るために下って行ってみた。モミジを従えた立派な巨樹(上の写真)が立っていた。そこから巨樹が次々と現れる。 大分下った。二輪草コースが合わさっていたらそちらから帰ろうかと思って行くがない。そのうち日向みち・巨樹のみち分岐に到着。 その先の巨樹のみちを偵察してみたがやはり二輪草コースはない。これ以上行くと遅くなるので引き返すことで恒例のハイキングを終えることにした。
ところで遊歩道のように立派に作られた日向みちとはなんであろう、大マトイ山の手前で、巨樹のみちと合わさるとあるが気になった。 今回はコンデジしか持っていかなかったので、いつか巨木の写真撮影を兼ねて日向みちを歩いて見たいと思っている。


(地図)
・昭文社 山と高原地図「大菩薩嶺」

(コースタイム)
松姫峠(P)9:15--奈良倉山10:32〜11:17--松姫峠12:25--二輪草のみち分岐12:44--鶴寝山13:00〜13:08--日向みち分岐13:23〜32--鶴寝山13:40-- 松姫峠(P)14:00




松姫峠〜奈良倉山






























































[ OLYMPUS SP-550UZ ]