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晩秋の高麗山 写悠







晩秋の高麗山(2016-12-22,24撮影)
東海道本線下り線を平塚駅を出発して、花水川の鉄橋を渡ると、右に迫ってくる山が高麗山である。東海道線に乗って、四季折々 山肌の景色を見ているが、山はほとんどが常緑樹に覆われ、その中に点在する山桜や広葉樹が季節に応じて控えめに輝く程度で 見に行こうという気にはならない。

ところが、里の紅葉も終わり淋しくなって来たころ、普段の運動不足を補うために 歩いてみたところ、その紅葉の素晴らしさに我が目を疑ったほどである。暗い常緑樹の木々の隙間にかがやくモミジはまるでステンド グラスのようであった。 それは、モミジが薄暗い常緑広葉樹に囲まれているので、紅葉が遅く、台風などの被害に遭わず、痛みがないからではないかと思う。 また、照葉樹の葉っぱの煌めきと紅葉のコラボも素晴らしいものがあった。

大磯高麗山の自然林は下記に示すように神奈川県天然記念物に指定されており、 シイやタブ、カシ、スダジイなど高木の常緑広葉樹に覆われ、まるで、ミニ屋久島の森のようである。更に、ヤブツバキの群落もその中に混じり、冬から早春にかけて風情を醸し出している。


(地図・ガイド)
大磯高麗山の自然林 資料
高麗山略図

(特記事項)
・大磯町生涯学習館の駐車場を利用できます。
・直登すると結構きついので、今回のように駐車場から山麓道を周りなら登るのが楽です。

(コースタイム)--写真写しながらのおおよそのコースタイムです。
・(12/22)---2時間(ブルー点線)、裏側の山麓から地獄沢コースをへて八俵山
・(12/24)---2時間(赤点線)、表の山麓から八俵山、女坂



12/22撮影















地獄沢コースから尾根に上がったところにて




12/24撮影


























ツバキ咲く山頂付近の参道


Canon EOS M5 / EF-M18-150 IS STM にて撮影