A.山歩き/2.山紀行/・・石空川渓谷


石空川渓谷を写す
( いしうとろかわけいこく )

滝見台から九段の滝と精進ケ滝


石空川渓谷を写す ('07-11-09)
今回の石空川渓谷 は写真仲間との紅葉の渓谷の撮影であったので、"石空川渓谷を写す"とした。石空川は「いしうとろかわ」と読むらしい、北海道の川のようである。 例年だと紅葉はとっくに過ぎているだろうが今年は一週間ほど遅れ、 何とか紅葉を見ることができた。
中央高速須玉ICを降りて、右に行き、中央高速の下をくぐってすぐ左折し、断層状の山のトンネルを抜け、20号線に出たところが 牧原の交差点である。ここを真っ直ぐ行く。インターネットで調べると神代桜、甲斐駒CCを目指して行けばいいということであった。少し行くと神代桜の立て札があったので 左折して高台に登って行く。その後、村人に尋ねて神代桜にたどり着く。ここでもさらに尋ねて行くと、やっと精進ケ滝の標識が出てくる。 標識にしたがってゆくと広い広域農道に出る。しばらく行って左の精進ケ滝林道に入る。この入口の精進ケ滝の標識はペンションなどと一緒になっていて、 つい見落とし少し通過してしまった。要注意である。
後は舗装された林道の一本道である。最初のうちはペンションとか別荘が見えるが、そのうち紅葉の自然林をくねくねと上って行く。 登りついたところが「見返り峠」である。峠は見返るほどの景色ではないが、そのまま少し下った右側の甲斐駒の風景は絶景であった。 そして、さらに行くと精進が滝の見晴らし台となる。はるか彼方、紅葉の山肌に一条の白い線が見える。落差121m、すごい滝である、これからまじかに行けると 思うと心が躍る。
やがて林道は二股に分かれ、精進が滝へは右に下ってゆく。すぐ広い駐車場となる。簡易トイレもある。 紅葉の季節であるが、車はほかに二台しかない。静かな紅葉の渓谷の撮影となった。

コース途中には、下に掲載の略図のように、結構大きな滝が3つほどあり、 鉄階段で乗り越えてゆく。 さらにその上流は竜洗峡というナメ沢となっている。滝見台では、精進ケ滝が目の前まで落ちてきているのかと思ったら、手前は九段の滝で、その奥の霞んで見えるのが 落差121mの精進ケ滝であった。 我々の撮影した時間帯では逆光で精進ケ滝には日が当たらず、しかもまぶしく、撮影もなかなか難しかった。 太陽が雲にかくれるのを待って写した。
コースタイムは下記の通りであるが、撮影など道草しないと40分ほどで(P)から滝見台まで行けるようである。 なお、この時期、落ち葉が山道の岩に付着し滑り易いので注意を要する。


(略図)

・(コースタイム)
東名厚木6:00==御殿場IC==富士五湖道路==一宮御坂IC==須玉IC==石空川渓谷駐車場(P)8:50〜9:05--滝見台11:40〜12:25--石空川渓谷駐車場(P)13:35




石空川渓谷


吊橋





吊橋の先の森





一の滝





二の滝





三の滝





竜洗峡





九段の滝





精進ケ滝





[ Canon kiss DN / SIGMA 17-70mm DC MACRO / SIGMA APO 70-300mm DG MACRO ]