A.山歩き/2.山紀行/・・飯山白山・桜山home


飯山白山・桜山





白山展望台から大山


飯山観音桜山(2014-03-23歩く)
3月も20日が過ぎ、近所の桜のつぼみも少し先がピンクになってきた。昔から神奈川県の桜の名所として厚木市の飯山観音がある。 過去断片的に、森の里から飯山観音、飯山観音のお花見など行っているが、飯山観音の北側の桜山を含めた「飯山白山森林公園」を歩いたことがなかった ので、お花見ハイクの下見を兼ねて歩いてみた。

飯山観音の次のバス停尼寺付近から公園の方に入る道がある。入ると飯山温泉観光マップの案内板があり、その先が 広場になっていて、駐車もできる。ここに車を置いて歩きだす。MAP-1の赤点線のように橋を渡り右に道なりに梅の花など愛でながら行くと公園入口に着く。 民家の里と山(公園)との境界には鹿よけのフェンスが設置されている。MAP-2の案内地図看板のところから、網戸をあけて正面の公園に入ることもできるが、いろいろ見るために 大きな網戸をくぐって林道をまっすぐ行く。

左の斜面は冬枯れの自然林の木立の中に真っ赤な花を付けたツバキの木が点在し、 なかなかいい雰囲気である。林道が左にカーブするあたりからはこれから登る桜山や相州アルプスが見える。やがて林道は終り、もうハンノキの花房が黄色くなってぶら下がっている。 すぐ右上に桜山への道があるが、公園観察のために真っ直ぐ行く。自然林が斜面に点在し、下を見ると、なんという桜だろうか、冬枯れの林間にひっそりと彩りを添えている。

桜の木も結構あり、お弁当広げるなら、飯山観音の桜の広場より自然で静かそうでよいように思う。右に回り込みながら上に上がるとモミジ林もあり、紅葉の時もよさそうである。 やがて、桜山分岐に至り、左に杉の植林帯を行く。右に谷を見ながら左に廻りこむと、道は沢に降り登り返す(B地点)。そして、いよいよジグザグと登って行く。杉林の中にヤブツバキの花が 点在し励ましてくれる。高度を上げて稜線が見えだすと、植林帯から自然林に変わり、ひと登りすると、桜と自然林の美しい桜山山頂に到着する。

ここで丁度昼、昼食とって、白山展望台方向に向かう。自然林の尾根道を少し下って急登すると白山神社に着く。ここには小さい小さい 白山池がある。こんな尾根の上に水があるとは不思議である。そしてさらに男坂を左に見送って行くと、尾根の端の白山展望台に至る。 相模湾や厚木市、鐘ケ嶽、大山などが眺望される。この時は女坂は工事中で、男坂まで戻り下る。

急階段の連続、足元に気お付けて慎重には降りる。 勾配が緩くなると、右側が適当に疎なヤブツバキの林で、赤い花が美しい。やがて、金網フェンスが現れ、網戸をくぐると飯山観音の長谷寺である。 境内には巨木が点在し、ツバキが彩りを添え、荘厳な感じのするお寺である。

写真を写した後、左下に桜の広場を見ながら石段を下ってゆく。 道は車道となり、右に曲がり、左にカーブしながら降りてゆく。右手、小川の向うの斜面の雑木林に早咲きの桜が咲いている。 まっすぐ降りてゆくと、東丹沢グリーンパークの入口交差点となり、先ほどの桜が気になって右に行ってみたが、桜は見えなかった。 その後、あの赤い橋、庫裡橋を渡り、左に車道を行き、途中から裏道を通って駐車場に戻った。


(地図・ガイド)
MAP-1 バス停、駐車場周辺地図
MAP-2 飯山白山森林公園略図


(特記事項)
・今年の桜まつりは3/29〜4/6です。お花見ハイクにちょうどいいと思います。
・帰り、庫裡橋まで行かなくても、桜の広場から、公園内を通って戻ってもよい。

(コースタイム)
(P)11:00---公園入口11:13---B点11:54---桜山12:17〜30---白山神社12:43 ---男坂分岐(展望台往復)12:47〜56---長谷寺13:22〜38---東丹沢グリーンパーク入口交差点(東丹沢グリーンパーク方面探索) 13:57〜14:14---(P)14:35



公園入口





林道終点のツバキとハンノキ





公園遊歩道





桜山の尾根





男坂のツバキの森





長谷寺の巨木





長谷寺の落花


Canon PowerShot SX50HS  にて撮影


〜 4月1日撮影 〜


遊歩道にて(4月1日)





遊歩道にて(4月1日)