鎌倉広町緑地を歩く
< 09-01-29 >


鎌倉広町緑地にサクラの大木があると友達から聞いていた。一度サクラの咲く時期に写したいものだと思っていた。 今回、下調べの意味も含めて下に掲載したHPの[鎌倉広町の森の散策MAP]をもとに鎌倉広町緑地を歩いてみた。
推奨コース[谷戸・尾根一周コース]にしたがって、御所谷入口を起点に一周し、次にうさぎ山を廻って[七里ガ浜東入口(鎌倉山方面出口)] から広町緑地をでた。その後、棟方志功美術館、檑亭(らいてい)をへて、鎌倉山交差点まで歩き、バスで大船駅まで戻った。

御所谷は自然そのもので、ヨシがあったり、エノキの大木があったり、キラキラと光る透明な小川があったりで、昔懐かしい谷戸の原風景があった。 その後、石切り場へと登る。本コース唯一の登りであった。尾根道と石切り場及びその先の照葉樹の森がすばらしい。次に、サクラの大木へ往復する。 なかなかの大木で、是非サクラの咲いた時撮影したい。
正規のコースに戻って[外周コース]の小さな道標にしたがって行く。右にうさぎ山コースを見送り、さらに進むと高い照葉樹に包み込まれながら行く。 やがて、開けた住宅地の傍を通り、住宅地からの出入口(七里ガ浜二丁目入口)を過ぎると、再度森に入って行く。右手に[大桐]の立つ谷を見ながらすすむと、峯山分岐となる。
峯山からは富士山がみえるというので、下見のために峯山へ右に入ってゆく。少し行くと、左に行く道が分岐している。そしてその分岐には[外周コース]という道標が立っており、帰りは左の方に行けばいいんだと確認する。
峯山への広い尾根は右が開け下斜面には大桐の木が立ち、広い尾根にはサクラの大木が林立している。七里ガ浜二丁目入口からも近いし、サクラの咲く頃は花見に良さそうなところである。さらに進むと、行き止まりとなって 左側が窮屈に開けた峯山に達した。生憎曇りで富士山は見えなかったが、この辺もサクラが多い。
先ほどの[外周コース]の小さな道標の立つところまで戻り、右のショートカットコースを行く。すぐ、T字路にぶつかる。 正規の外周コースに突き当たったと思い、何の疑いもなく右に行く。道は急降下しだす。木々につかまりながら滑りそうな道を谷に下ると、良く歩かれている広いT字路にぶつかる。
左先を見ると[外周コース]の道標が立っている。ここで外周コースにでたらしい。念のために左に行くと斜めT字分岐となる。 どうもここは散策MAPの⑯のようである。戻って、先ほど下ってきた道を右に見送り、真っ直ぐ行くと、やがて今朝ほどの御所谷の谷戸が見えてきた。
峯山から戻る時突き当たったT字路は、まだ、正規の[外周コース]でなかったのである。ここは左に行くべきであった。 散策MAPの⑭番ひし形コースの頂点のXの方に引き込まれやすいので要注意である。
御所谷に戻って、散策MAPにサクラの絵のあるうさぎ山コースを行く。絵の通りサクラが多い。特に、外周コースと突き当たる付近はサクラの林立する広場になっていて、サクラの咲く頃はすばらしいと思う。 外周コースに突き当たって左折すると、やがて七里ガ浜東入口(鎌倉山出口)に着く。

鎌倉山出口は鎌倉山二丁目21番あたりである。丸太の梯子を降りたところを左に道なりにしばらく行くと、広い 斜め丁字路となる。ここを左に行くと[棟方志功美術館]である。休憩を兼ねて版画を鑑賞した。その後、先に進むと、また丁字路となる。左にしばらく行くと[檑亭]の山門が見えてくる。 昼食に蕎麦でも食べようと入ってみた。まだまだ周囲は春には早いのに、檑亭の廻遊式庭園は白梅と紅梅が咲き出し、早春の香りが漂っていた。

  • (コースタイム)
    御所谷入口9:50--石切り場10:18--大桜10:38--うさぎ山分岐10:44--七里ガ浜二丁目入口11:15--峯山分岐11:17--峯山11:25--添付地図⑭X点11:31--丁字外周コース路11:49--御所谷入口11:58--(うさぎ山コース) --七里ガ浜東入口12:18--棟方志功美術館12:31~45--檑亭12:55

  • (MAP)--[鎌倉広町からの風]
    散策MAPと緑地への行き方が載っています。最寄の駅は湘南モノレールの西鎌倉です。





  • 谷戸のエノキ








    石切り場








    サクラの大木








    大桐








    うさぎ山のサクラ


    < LUMIX DMC-XL3にて撮影 >