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奥多摩・白丸湖畔遊歩道から鳩ノ巣渓谷



白丸湖・数馬峡橋にて


奥多摩・白丸湖畔遊歩道から鳩ノ巣渓谷(2022-11-17)
定年後、定期的に故郷の首都圏在住の同級生2人とハイキング兼懇親会を行ってきている。コロナ禍のため、近年は疎遠になっていたが、今年は桜のころ 秋川渓谷の乙津花の里を歩き、今回は今年二度目の奥多摩の紅葉巡りある。奥多摩のどこを歩くか、下の添付のmapで検討し、白丸駅から白丸湖畔遊歩道と鳩ノ巣渓谷 を経て鳩ノ巣駅まで歩くことにした。白丸から歩くことにしたのはmapの白丸湖畔遊歩道の東屋と鳩ノ巣渓谷遊歩道の間に石段130段の坂があるのを発見、 下りを選んで白丸駅からのスタートとした。日にちは、一か月ほど前にウエザーニュースの「紅葉アプリ」をもとに決めた。

白丸駅降りると、看板が立っており、鳩ノ巣渓谷へ行く遊歩道は落石防止工事のため通行止めとある。よくよく見ると、白丸ダム を横断して国道に出て、それから鳩ノ巣渓谷入口には行けそうであるので計画通り出発した。
石段の細い道を下って国道に降り、右に少し行くと、白丸ダムにかかる 数馬峡橋への道に至る。 ここを左折して数馬峡橋を渡るが、この数馬峡橋からの展望が本コースのビューポイントの一つであった。橋のたもとのモミジは紅葉真っ盛りで、 橋から下の白丸ダムを見下ろすと、両岸の木々は紅葉し、水はブルーでゆったりと落ち葉が列をなして漂い、カヌーが航跡を作っている。
橋を渡り突き当たると、すぐ左折であると思ったが、柵があり通行止めになっている。ここは一旦、右折して数m行き、道標に従って折り返すように右下に降りる。 よく整備された道で安心して行く。 右斜面はスギ林で、左下は湖面である。疎林がずっと続き、しばらくは湖面が開けたところはない。しかし、木々の間から時々見える落ち葉の漂うブルーの湖面、 また、対岸の紅葉と湖面への映り込みが美しい。
遊歩道を15分ほど歩くと、ダムに少し飛び出している岩棚があり、ここで、対岸の紅葉や湖水を漂流する落ち葉を撮影する。ここが第二のビューポイントである。 この後も、木々の間から湖面が見える風景が続き、時々カラフルなカヌーが航行してきて変化を与えてくれる。 やがて、木々の間からダムの建物が見えてきて、白丸ダムに至る。ダム道の途中から見下ろした渓谷は紅葉と白い渓流が美しく、第三のビューポイントであった。 ダム道の対岸に着くと国道までの結構な登りの石段が待っている。ひと頑張りすると再生可能エネルギーPR館「エコっと白丸」前の広場に登りつく。 このすぐ横に展望台があり、対岸の紅葉の山肌、下の渓谷の紅葉等の見晴らしも素晴らしい。ここで昼食かねて大休憩した後、国道を鳩ノ巣へと向かう。
国道の右下が渓谷であるが、木々にさえぎられて見通しは効かない。ホテル鳩ノ巣荘近くになると開けてきて、見事な黄葉の樹が渓谷を覆っている。左に 国道の鳩ノ巣トンネルを見て、まっすぐ行くと鳩ノ巣渓谷入口となり、駐車場がある。白丸湖畔遊歩道から鳩ノ巣渓谷遊歩道への道が通行止めなので、今回は、ここから 鳩ノ巣小橋往復する。紅葉真っ盛りのホテル鳩ノ巣荘前のモミジの下をくぐって鳩ノ巣小橋へ左折しながら下ってゆく。喫茶店「ぽっぽ」の前を右折すると鳩ノ巣小橋である。 両側眼下に見える渓流の白と紅葉のコントラストが美しい。また、落ち葉に覆われた岩も晩秋を漂わせていて素晴らしい。 遊歩道の通行止めがあって残念であったが、想像以上に見事な紅葉風景を堪能できた奥多摩紅葉巡りであった。

(コースタイム)---撮影しながらの参考タイムです。約9500歩
白丸駅11:02→数馬峡橋11:14〜11:22→右下遊歩道入口11:23→開けた岩棚11:37〜11:41→白丸ダム右岸12:12→再生可能エネルギーPR館「エコっと白丸」(昼食)12:25〜13:00→鳩ノ巣渓谷入口P13:12→ 鳩ノ巣小橋13:24〜13:32→鳩ノ巣渓谷入口P13:40→鳩ノ巣駅13:50

(map)
大多摩ウオーキングトレイル






白丸湖畔遊歩道





白丸湖畔遊歩道





白丸湖畔遊歩道





白丸湖畔遊歩道





再生可能エネルギーPR館展望台にて





再生可能エネルギーPR館展望台にて





鳩ノ巣渓谷(国道より)





鳩ノ巣渓谷(鳩ノ巣小橋より)


オリンパス OM-D E-M5V / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150 F4-5.6 U にて撮影