蜂城山から花見台
蜂城山と雪の南アルプスの山並みを眺めながら桃源郷を歩く


蜂城山を望む

蜂城山(標高738m)から花見台(04-04-12歩く)
1年おきくらいに山梨の桃源郷を訪れているが、今年は 釈迦堂遺跡博物館(標高450m)の南西に見える蜂城山に登ってみることにした。それだけでは2時間もあると 登り終えてしまうので花見台というところまで足を伸ばしてみることにした。
釈迦堂遺跡博物館に車を置いて歩く計画を立て8:20ころ着いてみると、 博物館は9:00オープンのようで駐車場は閉まっていた。しかし、運良く桃の花祭りのせいか8:25ころには開けてくれた。
今回は釈迦堂周辺の桃の花は満開で、天気も雲ひとつなく最高である。しかし、余りにも陽気が 良すぎて靄がかかって、蜂城山からの展望はいまいちであった。 特に山頂から勝沼方面の遠方の眺めはほとんど霞んでしまってくっきりしたピンクの絨毯は見られなかった。 山頂下の鳥居のある方向は幾分ましで、山の直下まで桃畑があるので、霞んだ雪の南アルプスの下にピンクの桃畑が 展開しているのが眺められた。
蜂城山往復後、下記のMAPのようなルートで花見台へ向かった。MAP2のA付近からは要所要所に花見台 方面の道標がたっており、それにしたがって登っていったが、花見台は標高600mもあり、コンクリートの照り返しもあって 暑く、結構登り甲斐のある道であった。
花見台近くになると、標高も高くなり、霞んだ雪を頂いた南アルプスを背景に、ピンクに染まった甲府盆地が展望されるよ うになった。
桃の花は標高にしたがって順次咲いていくと聞いていたが、今年は標高の高い花見台付近もほとんど満開に近い状態であった。 標高差による気温差より、今年の異常気象による気温差の方が大きかったからかもしれません。
ということで、行けども行けどもピンクの桃の花が続き、桃の木の下には時々菜の花やタンポポ、それにホトケノザの 赤紫の絨毯が見られ、まさに桃源郷でした。












蜂城山


















山頂の蜂城天神社




山頂下の鳥居の展望台から甲府盆地を望む














ホトケノザとナズナの群生
























花 見 台



















ホトケノザの群生




  • (コースタイム)
    釈迦堂遺跡博物館(P)8:30→ヤマボウシ大木9:34→蜂城山山頂9:45〜10:10→舗装道路(登山道終り)10:45→花見台12:15〜13:00 →浅間園(休憩)13:55〜14:10→ 釈迦堂遺跡博物館(P)14:25

  • (地図)
    ・地形図 1/25000 「石 和」
    ・略図

    MAP1
            
    MAP2