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最乗寺から花咲く里山





相生杉('16-6-27)



最乗寺から花咲く里山(2016-06-27)
南足柄市の最乗寺入口の仁王門付近から右に入る車道を少し行くと「花咲く里山」という気になる標識がある。 何回か車で訪れて、しだれ桜などの写真を写した。紫陽花や紅葉、杉の巨木など、見どころの多い最乗寺と「花咲く里山」は近い。折角なので 組合せて周回するコースがないものかと気になり、地形図など調べ、最乗寺と「花咲く里山」を合せて歩いてみた。年なので、バスで終点の最乗寺道了尊まで行って下る楽なコースを設定した。

大雄山駅から道了尊行きのバスに乗る。仁王門を過ぎると大雄山最乗寺の参道となり、高木の杉並木と色とりどりの紫陽花が続く。 杉木立で薄暗い参道に紫陽花の花が浮き立ち幽玄な光景に息をのむ。終点の道了尊(map-A)で降りて、最乗寺を廻ることにする。 最初の時は本殿とかを見たが、一通り見ると、季節に応じた廻り方をした方が良く、今回はアジサイの季節、 真っ直ぐの本殿方面はアジサイは無いので、左側の橋を渡った参道を行く。杉の巨木の足元に紫陽花が咲き、素晴らしい風情である。 今回は更に県指定文化財の樹齢500年の杉林を撮影に、明神岳登山道を途中まで登り、杉の巨木の林立の中に輝く緑モミジを写したりした(map-B)。

この後、参道を紫陽花を見ながら下る。十八丁目茶屋を過ぎてしばらく行くと左に「丸太の森」方面の標識があり(map-C)、左の杉林に 入ってゆく。峠みたいなところを越えて下るとやがて林道が見えてきて降り立つ。その林道向い左前方に新しい道標が立ち、まっすぐ下る道が「花咲く里山」とある。 相変わらず杉林を下り、右にカーブすると間もなく左が開けてきて、紫陽花咲く田んぼや民家が見られる。

左に直角に曲がりながら道なりに行くとT字路(map-E)となり、 右が「花咲く里山」とあるが、先ほど見えた田んぼの方の左に緩やかに上がってみる。草刈りが良くされ、アザミ咲く気持ちの良い山里の道を行く。左の 田んぼには花菖蒲が咲き残っている。もう少し早かったらと惜しまれる。右の山崎邸入口(map-F)にも「花咲く里山」の標識があり、 「花咲く里山」はここから下のようである。

map-Eに戻り、まっすぐ下る。林を抜けると、紫陽花咲く棚田の「花咲く里山」に出る。 右側は、春は、菜の花が咲き、その上斜面にはしだれ桜などが咲き、桃源郷となる。民家の庭の花や畔のカンゾウの花やアザミの花を愛でながら行くと、広い車道に出る(map-G)。 ここに「花咲く里山」の標識とウオーキングマップの看板がある。この車道を突っ切って、小路に入ると、思いがけなくまた紫陽花ロードとなる。 紫陽花の写真を沢山写してきたが、想い描いて撮り忘れたものを思い出してまた撮影したりしながら下る。最乗寺の参道につながっているメインの車道に出て、 左に照り返しのきついアスファルト道を下るとやがて大雄山駅に着く。


(地図・ガイド)
歩いたコース(map)

(特記事項)
・mapの丸太の森への左折ポイント(map-C)は少し怪しいですが、下に添付した「丸太の森」の大きな標識があり、
 迷うことはないです。
・「花咲く里山」のしだれ桜や菜の花の咲くころは4月上旬です。最乗寺のしだれ桜も見られます。
・最乗寺の紅葉の見ごろは11月下旬です。「花咲く里山」のざる菊まつりは10月下旬〜11月下旬です。

(コースタイム)
道了尊バス停10:09---(最乗寺相生杉方面散策)---道了尊バス停11:31--- 丸太の森分岐(map-C)11:48---林道(map-D)11:58〜12:11---花咲く里山T字路(map-E)12:20---(花咲く山里map-Fまで散策)---花咲く里山T字路(map-E)12:28 ---花咲く里山入口(map-G)12:55---Y字路(map-H)13:06---大雄山駅13:20






相生杉と紫陽花('16-6-27)





相生杉と紫陽花('16-6-27)





花咲く里山('16-6-27)





花咲く里山('16-6-27)



< 過去に撮影した写真 >



最乗寺本殿付近にて('14-11-23)




最乗寺Pの右側の森、奥社への遊歩道にて('14-6-28)





花咲く里山にて('15-4-6)





花咲く里山にて('15-4-6)


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map-C点の「丸太の森」への看板
ここを左折します


2016年の写真はPowerShot G1X U にて撮影