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湯河原・白銀ハイキングコース





白銀林道から白銀山方面の尾根を見る


湯河原・白銀ハイキングコース(2014-04-15歩く)
里の桜もすっかり散り、桜前線は箱根の山を登っている。箱根の桜は湯坂路とかで何度か見ているので、今回は湯河原方向の裏を見てみょうと 湯河原駅発大観山経由箱根町行きバスに乗って、ほとんど大観山に近い箱根レーダー局前で降りて、白銀ハイキングコースを 湯河原梅林に下った。

箱根に向かう椿ラインは今まさに春、バスの車窓を流れるツバキや桜や新緑、それに周囲や眼下に点在する山桜の塊り、はるか向こうに見える海等々、 もうバスに揺られて景色を見ているだけでも来た甲斐あったと思う。大分標高が上がり冬枯れの箱根の山の稜線が見えてくると、程なく 箱根レーダー局前バス停に着く。

平坦な車道を5,6分も行くと、土肥の大杉跡石碑の立つ白銀ハイキングコース入口に至る。 ここから杉の植林帯の山道を下る。10分余下ると土肥の大杉跡となるが、石碑と説明看板があるだけで見るべきものはない。 ここからも杉の植林帯を下る。白銀林道1600mの道標が現れると急降下しだす。笹が山道を覆い確かめながら下る。瀬音が聞こえだすと 土肥大杉沢の左岸の山道を行く。ぱっと開けて山笑う風景を期待したが、密集した植林帯で右下の沢もよく見えない。

しばらく行くと、やっと開けて中尾沢を横断する。中尾沢上流に下記ガイドによると六方ノ滝 という滝があるとのこと、左岸(上流から見て左)に踏み跡があったので行ってみることにした。石を渡りながら沢をしばらく進むと、 正面に左右に二つの滝が現れた。ミツバツツジが彩りを添えなかなかなの景色である。六方ノ滝はさらに斜面を登ったところらしいが、 これで十分と写真を写して戻る。

ここでやっと杉の植林帯が終わり、素晴らしい春爛漫の道を行く。足元には菫。ワスレナグサが咲き、 天を見上げると山桜が覆う。時々開けて土肥大杉沢対岸の山肌は山笑う状態である。 やがてまた沢(深沢)を横断する。ここは水量が多く、春の光りを踊らせながら瀬音を立てて流れ下っている。 傍の湿地には小さなお花畑まである。更に進むと、程なく下に林道が見えてきて白銀林道に降り立つ。

左に行くと、大石ケ平経由で湯河原梅林に行けるが、今回は右に行ってガイドに載っていた「湯河原万葉の森」を下ることにする。 白銀橋を渡ると、左に白銀山の尾根が見えくる。山肌には山桜の塊が点在する見事な風景である。また、右には「大杉の茂り」の石碑が立っている。 頼朝など武将の名の付いた杉の巨木があるらしい。今回は見送り、しばらく行くと、左に林道のゲートがあり、湯河原梅林3600mという道標が立っている。 「湯河原万葉の森」を目指して来たがこの林道(菜畑林道)を下ることにする。

林道を少し行ったところ、開けて遊歩道が右から合さったりする ところがあった。今思うと「湯河原万葉の森」のようである。その後、菜畑林道はずっと日陰になり、ほとんどが杉の植林帯で見るべきものは全くなく、砂利の道を黙々と下る。 ようやく、幕山が見えてきて、ししどの窟からの山道と合わさり、左にUターンして下ると、湯河原梅林の北端にでる。今年、梅の咲くころきたが 今もいい。桜が咲き、木々は萌木色に変わり、渓流は光り、また、鮮やかなシャクナゲも満開である。何よりもよかったのは、梅まつりの賑わいはうそのように 静かな春爛漫の景色を独り占めできたことである。


(地図・ガイド)
・昭文社 山と高原地図「箱 根」2012年版
・新ハイキング2014-4号「湯河原の滝と樹木めぐり」
白銀林道付近地形図ログ


(特記事項)
・山と高原地図「箱 根」2012年版では、土肥大杉沢沿いの道は、荒れている通行止め、となっていますが、中尾沢の石ゴロゴロの沢を渡るとき少し注意くらいで、特に問題ないです。
・湯河原から箱根町行きの午前中のバスは9:35と10:20の二本しかありません。
・帰りの幕山公園から湯河原行きは梅まつりの時はたくさんありますが、この時期の午後の丁度良い時刻は15:09と16:10だけです。鍛冶屋まで行くと 少し多くなります。

(コースタイム)
箱根レーダー局バス停10:16---土肥の大杉跡石碑(白銀ハイキングコース入口)10:22---土肥大杉沢11:08---中尾沢(滝往復と昼食)11:32〜12:21---深沢12:45〜13:01 ---白銀林道13:10---菜畑林道入口14:04---菜畑林道終点(湯河原梅林)14:52---幕山公園バス停15:17



中尾沢二俣の滝





深沢





深沢の花園





ワスレナグサ





白銀林道の桜





湯河原梅林のシャクナゲ


Canon PowerShot G1X MarkU にて撮影