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五所八幡宮から厳島湿性公園
(神奈川県 中井町)



五所八幡宮の彼岸花


五所八幡宮から厳島湿性公園(2022-09-25)
彼岸花の時期になった。名の知れた人混みの彼岸花の群生地は敬遠して、田んぼや畑、丘陵に咲く彼岸花を見たいと思い、 中井町の藤沢川の南側の五所八幡宮を起点として、無名の139.8mのピークを経て、 池に映り込む彼岸花が期待できそうな厳島湿性公園まで歩くことにした。

歩いたコースは下の地図の通りである。二宮駅南口から中井町役場入口行きのバスに乗り、20分弱で五所ノ宮バス停で下車する。 赤い大きな鳥居の奥に下の写真のような二の鳥居と高い石段が見える。石段に登りだすと、右側の斜面に白の彼岸花が群生し、その中に赤い彼岸花が点在し彩りを添え、 木漏れ日に輝き実に美しい。
登りきると鎮守の森に囲まれた本殿があり、その右側にクスノキの巨木がどっしりと構えている。神社の裏側に回ると鎮守の森に入る山道がある。入ってみると 樹間から右下に赤い彼岸花が見える。 さらに進み、森を抜けると、霊園に突き当たる(map-A)。右に、この霊園に登ってくる道を戻るように下ると、先ほど樹間からみえた彼岸花が鎮守の森を背に咲いていた。
この先は、少し丘陵を進んで、右に(map-B、下記注)小さなお宮の階段を下って藤沢川に降りることにする。この後、いよいよ山越えが始まる。台風一過で天気が良く、さらに湿度が高い中、標高差約100m を日陰で休み休みしながら登ってゆく。やっと傾斜も緩んでたどり着いたところに一本松峠(map)の説明看板があった。ここを左に農道を緩やかに登ってゆく。
右手が開けた畑の丘陵で、ミニ北海道という感じである。傾斜が緩みピークらしいところで一休みする。139.8m ピークの三角点が左の藪で覆われた林の中にありそうだが、見晴らしもきかないし、探すのはパスすることにする。ここから緩やかに下りだし、少し行くと農道は砂利道に変わる。 右の広い畑に彼岸花が咲いていないものかと探しながら行くが残念ながらない。そのうち赤い作業小屋(map-C)が見えてきて、ここから5分も下ると右折道が現れる(map-D)。
軽トラがやっと通れるくらいの狭い舗装されている農道を下る。道端にはツルボの群生はあるが、不思議と彼岸花は見当たらない。あっという間に秦野二宮線の高架橋道路が見えてくる。 下をくぐって道なりに下るとやがて民家が多くなり、交差点を左方向に道なりに行くと広い車道に出て、大きなお寺米倉寺が見えてくる。 その先のわき道に入り、道なりに行くと、また、広い車道に出る。左折すると大山の下に厳島湿性公園が見えてきて、両側白い手すりの付いた道を下ると厳島湿性公園 に降り立つ。昼食後、公園内を一周して池に映り込む彼岸花などを撮影した後、バス停北窪入口から二宮駅へと戻った。


(コースタイム)---撮影しながらの参考タイムです。約8500歩
五所ノ宮バス停10:06→(map-A)地点10:23→(map-B)右折地点10:35→一本松峠11:05→(map-D)右折11:23→(map-F)厳島湿性公園入口11:51 →厳島湿性公園11:55〜12:55→バス停 北窪入口発13:03

(地図)
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(注)上の地図のB点の先、まっすぐの道が続いて藤沢川に下れるようになっているが、実際は竹が茂って道
     は不明瞭です。







五所八幡宮





五所八幡宮本殿





鎮守の森を背景に咲く彼岸花





map-B地点の右折





厳島湿性公園入口と大山





厳島湿性公園彼岸花





厳島湿性公園彼岸花と映り込み





厳島湿性公園 静寂な池





厳島湿性公園のサギ


オリンパス OM-D E-M5V / M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150 F4-5.6 U にて撮影