三国山散策
明神峠の霧の森
三国山散策(2014-05-01,05と歩く)
五月連休は丹沢の標高1000m〜1300m位のブナが芽吹きだす。今年も行ってみよう、と計画するが、例年同じところでは味気ない。
雑誌「新ハイキング2014-1月号」に「三国山稜--ブナの巨木を訪ねて--」が載っていたので、参考にさせてもらって歩いてみることにした。
著者の松浦氏は、静かなる尾根歩き、バリエーションハイキング、バリエーションルートを楽しむ、などのガイドを新ハイ社から出版していて、バリエーション歩きの
権威である。今まで、そのガイドを読んでいろいろ歩いているが、その通り完歩したためしがない。ルートファインディング能力、それと体力がないからである。
今回もそうであったが、十分楽しめた。
明神峠付近と三国山稜線(2014-05-01) 5月1日は前日雨が降り、朝方まで残り、その後晴れ、という天気予報であった。もしかしてブナ林はガスって
幻想的な写真を写せるかもしれないと、三国峠を目指して車を走らせた。明神峠付近と車道を三国山〜明神峠間の山道が横断している県境ポイント、
はガスの中であった。これはいい、三国山もと思ったら、三国峠はすっきりとガスが切れている。急遽県境ポイントに戻って車を置き、明神峠の方に
下りながら幻想的な木々とブナの巨木を写した。
この後、折角なので三国峠に車を置いて三国山に登ることにする。ブナの芽吹きはまだで、気の早い灌木が
開葉しだしている程度であった。地面を見ると青々したコバイケソウが葉っぱを広げている。運がいい、山頂に行ったらガスが流れてきた。
幻想のブナ林を写しながら楢木山の方にゆく。そのうち晴れてきたので、「三国山稜--ブナの巨木を訪ねて--」の1250mポイント下の巨大ブナを探してみることにした。
稜線の石標118を見つけて、そこから右に下ってみた。右に少し行くと沢と沢に挟まれた明瞭な小さな尾根があった。これを下ってみた。
約20分ほど下ったところ、尾根は終り、正面下の沢で堰堤工事しているのが見えた。どうも、一つ西側の尾根を降りてきてしまったらしい。
偵察はここまでとして、引き返し、この日の山歩きを終えた。
三国山山中湖側山麓巨大ブナ探索(2014-05-04)
連休の初日は道が混むので、次の5/4にリベンジを試みた。どうも巨大ブナは下からの方が近そうである。今回は山中湖の旭ヶ丘駐車場に
車を置いて、ひばりケ丘42から巨大ブナを探索してみることにした。うまくいったら、もう一か所、楢木山へのルートのブナの森も月見ケ丘97から
探索することにする。
旭ヶ丘からクリスマスの森の通りを行き、突き当ったところを少し右に戻って最初の車道を左に行く。
しばらく行って、月見ケ丘81の電柱と熊出没注意の黄色い看板のところから左に入る。ブナやコブシのある別荘地を、しばらく左の電柱の番号を注意しながら行くと、ひばりが丘42電柱が見つかった。
向いに簡易舗装された真新しい林道がある。入口にはロープが張ってあり、立入り禁止の札が掛かっているが、車の進入禁止と解釈して脇から入ってゆく。
ガイドには左岸から右岸、とか書いているが、状況が変わって、ここはその工事用林道を歩いてゆくと、自然と左岸から右岸に
移る(S字カーブ)。左側の森の標高1200mに巨大ブナがあるが、その入口が分からない。右下の沢に堰堤工事道(一本目の道)が下っているところの
左側にテープや赤いペイントでの印があったので、入ってみた。そうしたところ赤のテープが奥に見える。それに違いないと
思い、行ったが踏み跡はない。ここから高みを目指して巨大ブナを探しながら登ってゆく。そうすると窪んだ道が出てきた。
そして上に目を移すと巨大ブナが立っていた。
一通り写真を写した後、どう、戻るか。とりあえず、ミズナラの巨木があると
ガイドにあったので、富士山方向(南西方向)に探しながら降りて行ったが、見つからない。
目の前下には堰堤工事の現場が見えてきた。先ほどの工事用林道が上って来ているのに違いないとさらに降りると、工事用林道に降り立った。
そこには、黄色いテープが木に巻きつけられていた。また、堰堤工事道が沢の方に下っていた。
工事用林道を下りながら確認すると、巨大ブナから降りた地点にあった堰堤工事道は二本目であった。先ほど一本目の
堰堤工事道の左から入ったが、二本目の堰堤工事道の左から森に入るのが最も近くわかりやすいことが分かった。
工事用林道を下ってゆくと周りには結構大木が立っている。特に右岸から左岸にわたる手前の右の森(S字カーブの森)は、ブナの外にケヤキの巨木もあった。
この後、月見ケ丘81の電柱と熊出没注意の黄色い看板のある交差点まで戻り、左折して楢木山ルートの月見ケ丘97電柱に向かう。
車道はT字路に突き当たり、そこには月見ケ丘97
電柱が立っていた。
ガイドは踏み跡を追う、となっているが踏み跡は落ち葉のためかはっきりしない。しかし、谷筋になっていて、そこを登る限り
帰りも迷うことがないので、谷を上ってゆく。少し上がって、谷筋には巨木はないだろうと思い、左の尾根に取り付き、右下に谷を見ながら
登ってゆくことにした。谷が源流域のように広くなりだしたころ、ブナの巨木が現れた。そして、右に行くと扇状の源流域は
太いブナも結構点在している明るいブナ広場であった。
(地図・ガイド)
・昭文社 山と高原地図「丹 沢」
・昭文社 山と高原地図「富士山」
・新ハイ社「新ハイキング」2014-1月号 「三国山稜--ブナの巨木を訪ねて--」
(特記事項)
・巨大ブナルートと楢木山ルートは、ガイドでは踏み跡を追う、とありますが、落ち葉のためかほとんどわかりません。地形を確認しながら歩くことになります。ときどき、現在地確認のために
SONY NV-U37を使用しました。
(コースタイム)---5/4のものです
旭ヶ丘(P)7:42---ひばりケ丘42電柱8:26---巨大ブナ8:50〜9:17---工事用林道9:23---S字カーブの森9:33〜43
---月見ケ丘92電柱10:08---ブナの森10:35〜11:00---旭ヶ丘(P)11:55
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明神峠付近のブナ | |
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巨大ブナ | |
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S字カーブの森のケヤキ | |
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楢木山ルートのブナ1 | |
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楢木山ルートのブナ2 | |
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楢木山ルートのブナ3(5/13撮影) | |
Canon PowerShot G1X MarkU にて撮影
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